
その出来事は、ある日急に分かった!
髪の毛を手入れしていて気が付いたのだが、髪の毛が急に細くなってきていることに気が付いた。
細くなった原因を調べてみたら、いろいろなことが判明した。
目次
髪の毛が急に細くなった原因とは
髪の毛が急に細くなる原因はさまざまですが、下記項目は一般的なものです。
・栄養不足
・ホルモンバランスの変化
・疾患
・環境要因
下記に、順を追ってご紹介します。
ストレス
ストレスが髪の毛の細くなる理由は、複数あるそうです。
・ストレスによる免疫力の低下
・ストレスによる血行不良
下記に、詳細を掲載しました。
ストレスによるホルモンバランスの乱れ
ストレスが増えると、副腎皮質ホルモンであるコルチゾールの分泌が増加するようです。
コルチゾールは、ホルモンバランスを乱し、男性ホルモンや女性ホルモンなど、髪の毛に関係するホルモンのバランスを崩す可能性があります。この原因で髪の毛が細くなる可能性があります。
コルチゾールとは?
コルチゾールは、副腎皮質ホルモンの一種で、ストレス反応の調節や糖新生、免疫機能の調節など、体内の多くの代謝や生理機能に影響を与える重要なホルモンだそうです。
コルチゾールは、副腎皮質から分泌され、ストレス刺激に対して応答して放出されます。
具体的には、脳下垂体から分泌されるアドレナリンとノルアドレナリンが、副腎皮質を刺激して、コルチゾールの分泌を促すそうですが、血液中を循環し、各臓器や組織に作用することで、ストレス反応を調節したり、代謝や免疫機能を調節したりします。
また、適切なコルチゾールの分泌は、体内の多くの代謝や生理機能を調節するうえで重要です。しかし、長期的なストレスやストレスが過剰な場合、コルチゾールの分泌が増加しすぎることがあります。
その結果、コルチゾールが健康的な範囲を超えると、身体に悪影響を与えることがあるため、ストレスを軽減することが重要です。
ストレスによるホルモンバランスの乱れは、とても恐ろしい結果を招くようですので、あなたも気を付けてくださいね。
ストレスによる免疫力の低下
ストレスが長期化すると、免疫力が低下し、体内の炎症が慢性化する可能性があるようなので気を付けましょう。炎症が続くと、髪の毛の成長サイクルが妨げられ、髪の毛が細くなる原因になることがあります。
他にも、免疫力が低下すると、体内の細菌やウイルスなどの病原体に対する抵抗力が低下し、病気にかかりやすくなるため、感染症を発症するリスクが高まります。具体的には、風邪やインフルエンザ、細菌感染症などが挙げられます。
また、アレルギーや自己免疫疾患などの病気にもかかりやすくなるようです。
アレルギーは、体内に入ったアレルゲンに対して過剰な反応を示すため、免疫力が低下している場合、アレルギー症状が悪化することがあります。
自己免疫疾患は、体内の免疫細胞が誤って自分自身の細胞を攻撃するため、免疫力が低下すると、病気の進行が速まることがあり、さらに、免疫力が低下すると、慢性的な疲れや体のだるさ、食欲不振、体重減少、頭痛、肌荒れなどの症状が現れることがあります。
免疫力を高めるためには、バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠、ストレス管理などが重要です。身に覚えのある方は、気を付けましょう。
ストレスによる血行不良
ストレスによって、血管が収縮することがあり、血行不良が起こる可能性があります。血行不良が起こると、髪の毛に必要な栄養や酸素が十分に供給されなくなり、髪の毛が細くなる原因になることがあると、説明されていましたよ。
おそろしいですが、これらの理由からストレスは髪の毛が細くなる原因の一つのようです。
ストレスを軽減することで、髪の毛の健康維持につながることがあるので、肝に銘じて生活しなければなりませんね。
ただ、このほかにも、男性ホルモンが原因で細くなってくることもあるそうです。
栄養不足
免疫力の低下の原因には、栄養不足もあるようです。
免疫力を維持するためには、バランスの良い食事が必要であり、特にビタミンやミネラル、タンパク質などが重要だといわれていますが、これらの栄養素は、体内の免疫細胞や抗体の産生に必要なため、不足すると免疫力が低下することがあります。
例えば、ビタミンCは、免疫細胞の活性化や抗体の産生に必要な栄養素であり、不足すると風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなると言われています。
そのほかにも亜鉛などは、免疫細胞の機能をサポートするために必要であり、不足すると免疫力が低下することがあります。
しかし、免疫力の低下の原因は、単一の要因に限定されず、様々な要因が絡み合っていることがありますので、適切な栄養素を摂取しながら、バランスの良い生活習慣を実践することが、免疫力を高めるために重要です。
ホルモンバランスの変化
ホルモンバランスの変化も、髪の毛が急に細くなる原因の一つだそうですが、特に女性ホルモンの減少が原因となる場合が多く、更年期に近づくと女性ホルモンの分泌量が減少することで、髪の毛が細くなることがあるようです。このような現象を「更年期脱毛症」と呼びます。
女性ホルモンの減少により、髪の毛の成長期が短くなり、休止期や抜け落ち期が長くなるため、髪の毛の量や太さが減少することがあります。また、男性ホルモンの分泌が女性の場合に増加することで、男性型脱毛症と呼ばれる症状が現れることもあります。
その他にも、ストレスや過度なダイエットなども、ホルモンバランスの変化を引き起こし、髪の毛が細くなる原因となることがあります。髪の毛の健康を維持するためには、バランスの良い食事や適度な運動、ストレスのコントロールなどが大切です。また、専門的な治療を受けることも必要になる場合もあるかと思います。
疾患
疾患によっても、髪の毛が細くなることがあるようです。
甲状腺ホルモンの分泌量が低下することで、髪の毛が細くなる場合があります。
そして、鉄分やビタミンB12などの不足によっても、貧血が起こると髪の毛が細くなることがあります。
さらに、頭皮の炎症が長期間続くことで、髪の毛が細くなることもあるので要注意ですね。
でも、病気や個人差によって異なる場合があるとされていますので、疾患が原因である場合は、その疾患自体の治療が必要になることがあります。
治療によっては、髪の毛の状態が改善されることがありますが、完全に元通りになることは稀であることが多いです。
環境要因
環境要因も、髪の毛の細くなり方に影響を与えることがあるそうですが、栄養バランスが偏っていたり、過剰な食事制限をしていたり、上記に挙げたストレスが長期間続くと、体内のホルモンバランスが崩れ、髪の毛が細くなることがあります。
また、大気汚染や水質汚染などもそうだといわれていますが、シャンプーやコンディショナーなどの化学薬品、熱によるダメージ、ブラッシングの方法などが、髪の毛の細くなり方に影響を与えることがあります。